終末時計が意味不明!人類滅亡まで100秒の仕組みや推移を徹底解説!

  • 2020年1月24日
  • 2020年2月9日
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人類滅亡までの残り時間を表す時計「終末時計」が話題になっています。

なんか、人類滅亡までを時間で表すとか物騒な話ですね^^;

 

しかし、いまいちピンと来ていないのが、

人類滅亡まで残り100秒

といきなり言われても、意味不明です。

こうやってブログ書いてる時、既に100秒過ぎちゃってますからね(笑)

 

そう言えば、1999年7月に人類が滅亡するという、ノストラダムスさんが予言したやつはどうなったのですかね?

その時の終末時計が残り何秒だったかも気になるところです。

そこで今回は、

●終末時計とは?

●終末時計の仕組み

●終末時計の推移

また、終末時計の針を動かしてるのは誰?

など、ちょっと気になった事をまとめてみました。

 

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終末時計とは?

そもそもの疑問が、終末時計ってなに?って事ですね。

いきなり、人類滅亡まで残り100秒とか言われても何のことかピンと来ないですね。

そこで、終末時計を調べてみると

世界終末時計(せかいしゅうまつどけい、英語: Doomsday clock)とは、核戦争などによる人類(世界や地球と表現されることもある)の絶滅(終末)を午前0時になぞらえ、その終末までの残り時間を「0時まであと何分」という形で象徴的に示す時計である。実際の動く時計ではなく、一般的に時計の45分から正時までの部分を切り出した絵で表される。「運命の日」の時計あるいは単に終末時計ともいう。

参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%B5%82%E6%9C%AB%E6%99%82%E8%A8%88

という事で、終末時計は針を刻むものではなく、世界の情勢をみて、時計の45分から正午までの間で針が動くのですね。

 

世界各国の核問題や温暖化の減少によって、アメリカの科学者達が警笛を鳴らす意味で作られたものです。

1947年に初めて作られて以来、毎年数値を発表し、人類滅亡危機にアクションを起こしてると言う訳です。

今は人類滅亡まで100秒(1分40秒)なので、このままではもうすぐ滅亡しますよ!と言っているのです。

 

取り組みは凄く素晴らしい事ですし、根拠のある数字だとは思いますが、この数字が基準みたいに報道されるのはどうなのかなと疑問も湧きました。

それでは、実際の仕組みを見ていきましょう。

 

終末時計の仕組み


終末時計の仕組みは、「原子力科学者会報」の委員会によって協議され、定期的に時刻が動きます。

1947年に創設されて以来、主に、核実験や国同士のいざこざ、国交回復、戦争、地球温暖化、等で時計の針を進めたり戻したりする仕組みになっています。

これまで、23回、時計の針の見直しを行っています。

 

元々は、核開発による部分しか加味されていなかった終末時計なんですが、異常気象や生物兵器など、新たな脅威が人類滅亡に及ぼす可能性も大きくなり、1989年10月からそれらも加味されるようになりました。

では実際に、今回の1分40秒になるまでどういった推移だったのでしょうか?

 

 

終末時計の推移

1947年に創設された終末時計だったんですが、最初に設定された時刻は、7分前でした。

1949年、ソビエト連邦(現ロシア)の核実験が成功し、核開発競争が始まります。

この時は、針が4分進み、3分前となります。

1953年、アメリカとソ連が水爆実験を行います。 2分前

水爆の威力は、広島・長崎に投下された原子爆弾の約100倍もの威力でした。

1960年には、これまで冷戦状態だったアメリカとソ連の国交が回復します。

この事で、時計の針が戻され7分前になります。

この年には、パグウォッシュ会議が開かれました。

パグウォッシュ会議とは
パグウォッシュ会議(パグウォッシュかいぎ、Pugwash Conferences)、正式には科学と世界の諸問題に関するパグウォッシュ会議(かがくとせかいのしょもんだいにかんするパグウォッシュかいぎ、Pugwash Conferences on Science and World Affairs)は、全ての核兵器およびすべての戦争の廃絶を訴える科学者による国際会議である。「2007年-2012年」期の会長は、スリランカの外交官ジャヤンタ・ダナパラ。

バートランド・ラッセルとアルベルト・アインシュタインによるラッセル=アインシュタイン宣言での呼びかけを受け、11人の著名な科学者によって創設された。

参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%B0%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E4%BC%9A%E8%AD%B0

その3年後の1963年には、アメリカとソ連が部分的核実験禁止条約を結び、時計の針が12分前になります。

終末時計創設以来の一番長い時間です。

しかし、フランスと中国が1968年に核実験を成功させ、更に同じ年に、中東戦争・ベトナム戦争・印パ戦争が発生した事で、7分前に針が戻されました。

1969年には、アメリカで「核拡散防止条約」を表明します。

これは、自国で作った核兵器を他国へ渡してはダメですという条約で、これにより針が戻され、10分前になります。

1972年には、アメリカ、ソ連がSALTIとABM条約を締結。

 

SALTIとは、第一次戦略兵器制限交渉の略で、核兵器の数を制限しましょうという交渉の事です。
ABM条約とは、弾道弾迎撃ミサイルの配備を制限した条約です。

 

これらの条約で、12分前に戻されます。

1974年、アメリカ、ソ連が軍縮交渉を行いますが、中々決まらず、MIRVという核弾頭を違う目標に同時に攻撃が出来る弾道ミサイルを配備した事により、9分前に進みます。

 

1980年には、アメリカ、ソ連の交渉が停滞し、更にはイランとイラク戦争も勃発した事により、さらに2分針が進められ7分前となります。

1981年 には世界各国で軍事拡大競争の時代へ突入し、アフガニスタン、ポーランド、南アフリカにおける人権抑圧が問題になった事で3分進み4分前になります。

1984年にはアメリカ、ソ連の間で軍事拡大競争が激しくなりました。 3分前に進みます。

1988年にはアメリカとソ連が中距離核戦力全廃条約を締結します。この事で、3分戻って6分前となります。

1990年 湾岸戦争が勃発しますが、東欧の民主化や冷戦の終結により、平和的なムードが漂い、4分戻され、10分前になります。

1991年には、巨大連邦、ソ連が崩壊し、ユーゴスラビア連邦も解体されます。

この辺りの時代は、ベルリンの壁の崩壊や、ソ連崩壊、等世界情勢が平和ムードに包まれていた時代でした。

この時、7分戻され、17分前になります。

この辺りが、一番人類滅亡に遠い時代だったのかなと思います。

1995年 ソ連崩壊後、ロシアになりましたが、核兵器が残ってるとの不安から、3分進み、14分前になります。

この頃から、新たな火種が次々と起こっていきます。

1998年 インドとパキスタンが相次いで核兵器の保有を宣言し、5分進んで、9分前になります。

2001年には、衝撃的すぎるアメリカ同時多発テロが起こり、それによって2002年には7分前になります。

アメリカのテロによって、世界情勢の変化が訪れます。

2007年にはとうとう北朝鮮までもが核実験を強行する事に。

イランの核開発問題や地球温暖化の更なる進行によって、2分進み、5分前になります。

わずか14年ほどで、10分以上滅亡に近づきました。

2010年にはバラク・オバマ米大統領による核廃絶運動を行いますが、1分戻っただけで6分前とあまり変わりません。

2011年、東日本大震災で、福島第一原発が事故を起こし、原子力の威力を改めて再認識するとともに、世界中で核兵器拡散の危険性の増大により、2012年、1分進み、5分前になります。

2015年には気候変動や核軍備競争のため2分進み、とうとう3分前になりました。

2017年、アメリカのトランプ大統領の発言が物議をかもします。 核廃絶や気候変動対策に対して消極的な発言や、他国を威嚇する言動により更に情勢は悪化。30秒進んで、2分30秒前となります。

2018年には北朝鮮が行っている核開発の影響による核戦争への不安や、温暖化現象によりとうとう2分前になります。

そして、今回2020年、イランや中国とアメリカの問題等の懸念から20秒進んで1分40秒前となりました。

 

こうしてみると、世界情勢を数字で表しており、今の世界がどんな風に動いているのかが分かりやすいですね。

 

世界平和と言っても、実情は破滅の道に進んでいるのは確かなんでしょうね。

終末時計の針を動かしてるのは誰?

おまけで終末時計の針を動かしてる人物がいるのか調べてみましたが、実際に針を動かすのではなく、「原子力科学者会報」の委員会のメンバーにより、決められてるとの事です。

こんな時計があると、ずっと時計の針を動かしってるのかなと思ってしまいました^^;

まとめ

今回は、終末時計の事が気になったので、

●終末時計とは?

●終末時計の仕組み

●終末時計の推移

について、調べて見ました。

終末時計きっかけに、世の中がどのように破滅の道に進んでいるのかも時系列で分かりましたし、これから滅亡に向かうのをただ指をくわえてみているのか?

それとも出来る事をやっていくのか?

残り1分40秒で出来る事を考えていかないといけないですね^^

 

 

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